奈良に行って来ました

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奈良に行って来ました

2024/6/14

久しぶりに奈良に行きました。


目的は奈良で弘法大師空海の

生誕1250年の記念に奈良歴史博物館で

空海のお経遺作等を集めた展示会を見るためです。
奈良は京都と同じように外国人がたくさん来ていました。


それから、時期が修学旅行シーズンですので、

中高生がいっぱい来ていました。
ただ京都と違って観光バスはほとんど走っていなく
個人の旅行者の様でした。


まず、丁度昼時でしたので、奈良ホテルで昼食を取りました。


奈良ホテルは明治42年、1909年に設立された日本で有名なホテルです。
各国大統領、英国エリザベス女王、ベーブルース、ヘップバーン等
有名人が泊まっています。
特にアインシュタインはこのホテル泊まって

ロビーにあるピアノで演奏したそうでその時の写真もピアノもありました。

 

それから猿沢池の近くの奈良公園で鹿を見ながら

歴史博物館まで歩いていきました。約10分です。
空海展は外国人、特にヨーロッパ人と思われる人がいっぱい来ていました。
彼らにお経漢字等が判ると思われませんが??

 

空海は四国讃岐の善通寺の近所の生まれで、

14才で当時の首都の奈良に来て19才で大学に入りましたが、

2年ほどで中途退学して故郷の四国に帰りました。
その後、7年ほど四国各地を歩きまわり、

あの有名な四国八十八か所の基礎を作りました。


27~28才で奈良に帰って仏教を勉強し、

30才で遣唐使の一員になって当時の唐の国の首都、長安(西安)に行きました。

わずか1年でその当時流行している密教の秘伝を修得して帰りました。

 

その後、奈良で教義を広め、晩年高野山に移り61才でなくなりました。

 

空海が日本で有名な宗教家になったのは、

それまで宗教がほんの一握りの貴族、地方豪族の学問的宗教でしたのを
彼が一般庶民の判りやすい宗教にして広めたためではないかと思います。

 

この展示会を見てから、午後3時ごろに帰ろうとしたら、

土砂降りの雨が降り約20~30分、もう一度空海展を見ました。
やっとタクシーをつかまえて、近鉄奈良駅まで帰りました。
その後、近鉄奈良駅の近くの商店街によって

有名な奈良漬けをおみやげに買って、7時ごろ家に帰りました。

 

私は宗教のことはあまり判りませんが、

空海の前の宗教は質素で儀式もあまりなかったのですが、
空海は中国式で現在の派手な荘厳なお寺の儀式にして

庶民を引き付けて

 

高野山の真言宗

を広めたと思います。

 

 

どちらにしても空海は色々な意味で天才でした。

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