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大阪府立大学(大阪公立大学)の思い出
2022/5/20
私の母校は最近この4月1日に大阪府立大学と大阪市立大学が統合して
大阪公立大学となった大学です。
学生総数16,000人、国公立大学では大阪大学、東京大学に次ぐマンモス大学です。
2025年には大阪城の裏側森の宮地区にメインキャンパスを整備し、
工業関係は中百舌鳥(なかもず)にある府立大学に、経済文学関係は杉本町(阪和線)の市大に集約して
「1学域11学部」の体制でスタートしました。
府大の創学は日本とロシアの明治37年~38年(1904~1905年)戦争で、
現在のウクライナ(当時ロシア領)のコサック騎兵隊と戦う為に、馬が大量に必要になった為、
大阪に獣医学講習所を作った(1883年)のが始まりです。
一方大阪市大は、商業の町大阪に商人を育成する学校として、1880年大阪商業講習所を設立しました。
両校とも約140年の歴史があります。
私が大学を受験する頃は(1955年頃)まだまだ受験戦争はそう強くなく、
特別に入試対策をするでもなく、特に私立大学はどこでも入れるが、
大学は国・公立大学にいくものと思っていた時代でした。
それで、姫路からだと丁度大阪くらいが距離的にも時間的にも良いのではないかと考えて
第一志望大阪大学、第二志望大阪府立大学と決めました。
しかし、そこを受験するにしてもどこか予備校に行くでもなく、特別に受験のための勉強もしていませんでした。
その結果、大阪大学はだめで府立大学に入学することになりました。
一応工学部機械工学科を専攻しましたが、一学年60人ほどで、
なんと約80%は一浪、二浪して入学している人でストレートに入学している人は私を含めて10人くらいでした。
そして浪人をした人に聞いてみると、1~2年京都大学と大阪大学を受験して予備校に入って勉強しましたが、
お金と気力が続かずあきらめて府大に入ったとのことでした。
私も1年くらい浪人して、予備校で受験勉強をして、再度大阪大学にチャレンジしようと思ったのですが、
府立大学のある中百舌鳥は古代の日本の中心であり、日本最大の古墳(仁徳天皇陵等大きな古墳が多くあります)
緑の多い広々とした感じの土地で、また同級生も頭が良いのですが、少しのんびりした人たちで、
また自分も親元を早く離れて自由になりたい気持ちがあったので浪人するのはやめました。
-以下、学生生活に続く-