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宇宙の神秘を姫路で見る
2022/11/30
先日、姫路市内にあるアクリエホールにて
小惑星探査機器「はやぶさ2」の帰還カプセルの特別展示会が開催されました。
私も非常に興味がありましたので見に行きました。
朝10時開場でしたので、道中、非常に混んでいると思って
9時20分くらいに会場に着きましたが、既に100人以上が並んでいました。
「はやぶさ2」は世界で初めて小惑星の微粒子を持って帰った
「はやぶさ」の後継機として開発されました。
会場には、「はやぶさ2」が地球に持って帰ってきた実物の容器
実物大の探査機の模型、本物の小惑星の土などが展示されていました。
この探査機は約600㎏程の2m四方の大きさですが
中に入っていた容器は、ちょうどフライパンのような物でした。
この探査機は2014年12月3日に地球を出発して、約3年かけて
2018年6月に目的の「リュウグウ」に到着し、2020年12月6日に
無事オーストラリアの砂漠に帰って来ました。
移動距離は往復で、約52万㎞だそうです。
行った先の「リュウグウ」と云う名前の小惑星は直径900mのC型をした星ですが
太陽系が生まれる頃(約46億年前)の水や有機物が、今でも残されていると考えられます。
地球の水はどこから来たのか、生命を構成する有機物はどこで出来たのか
そのような疑問を解くのが「はやぶさ2」の目的だそうです。
次回のこの計画は、最終目標である直径10mの非常に小さい天体に向かって
2026年出発を予定しているようです。
日本の宇宙技術は素晴らしいですね。
↓グッズで買った「はやぶさ1&2」のミニチュア模型を撮ってみました