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歴史的円安
2023/11/30
東京からです。
今年も残すところ、あと一ヵ月になりました。
円安の影響か、今年は訪日の海外旅行者が本当に多く見られました。
東京のみならず、日本の有名どころ各所では多くの外国人で賑わってます。
今回のブログでは「円安」をトピックスに、色々語りたいと思います。
まず、タイトルの「歴史的円安」について。
2023年11月 現在の為替は
政府の円安政策のおかげで、歴史的円安だそうです。
日銀の統計データでも名目実効為替レートにおいては、1993年来です。
さらに、実質実効為替レートでは、まさに歴史的最安を更新中です。
参照:日本銀行 実効為替レート より
https://www.stat-search.boj.or.jp/ssi/mtshtml/fm09_m_1.html
歴史的円安による影響をざっくり
自動車メーカーは、円安により貿易黒字の恩恵が。
反対に、輸入・仕入をしている弊社は、円安により粗利が減少しています。
ここからは少し専門的な話ですが、興味のある方は是非一読下さい。
スマートフォンでおなじみのiPhone
個人での実感だと、(価格)高くなりましたよね?
円安の影響か、米国製のiPhoneは以前よりも端末代が高くなりました。
(※しかし、各国のiPhone価格比較だと日本が最安?)
参考サイト:https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=598
数年前までは、(※1)MNOキャリアだと本体代一括ゼロ円が当たり前でした。
しかし、販売価格がUPした事と総務省指導により、それが出来なくなりました。
最近は、MNOキャリア各社も知恵を絞り、「実質1円/月」をメインに販売しています。
まさに私も先日、実質1円/月で(※2)MNPをしてきました。
ただし、「契約から2年後にiPhoneを返却する」という条件付きですが
iPhoneの返却さえ行えば、残債が免除となります。
また、(※3)いつでもかえどきプランとの事で、他社にMNP転出をしても
iPhoneはそのまま2年間使用できます。
上記の事から、私のプランとしては
MNOキャリアから契約スタート
↓
半年後に(※4)LINEMOや楽天mobileなどにMNPをして
お得なプラン(月3GBまで利用なら利用料¥1,000)で毎月¥1,000で維持。
↓
2年後にまた同じ様なプランがあれば、先の2年間契約のiPhoneは返却し
またMNPを行って、新しいiPhoneを2年間レンタル…の繰り返し。
要約すると、2年間ごとにiPhoneのレンタルを更新するようなイメージです。
上記のプランは、私が思うに現在で最もお得にスマートフォンを運用するプランなので
通信費を下げたい!固定費を下げたい!などの考えがある方にもお勧めします。
(契約管理や手続きが少し大変ですが…)
(※1)MNOキャリア=大手通信会社(ドコモ,au,ソフトバンクなど)
(※2)携帯の電話番号そのままで、他社の通信サービスに乗り換える事。
ナンバーポータビリティーの略称。乗り換える際にお得な特典が多い。
(※3)NTTドコモのスマートフォン向けサービス(23年11月現在)
(※4)MNOキャリアとは異なり、格安通信サービスを展開している通信会社で、他にも多数あり。
今は外国人観光客にとって、来日して何をしてもお得感満載ですが
反対に日本人がいま海外旅行をしても、貧乏旅になってしまいますよね。
それほどまでに、現在の歴史的円安は色々な影響が色濃く出ています。
来年からは新NISAが始まります。
日本は、今後も円安政策を継続かと思っていますので
個人個人で自己防衛していきましょう。