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１．１７
2024/1/17
この度の令和６年能登半島地震により被害を受けられた皆様に、
心からお見舞い申し上げますとともに、
一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
私も２９年前、阪神淡路大震災に被災しました。
屋根瓦が落下してしまったので、とりあえずブルーシートを購入しようと
父とお店を廻りましたが、品切れで手に入らず。
止む無く、近所の農家を尋ねると、
「倉庫見て貰って、役に立ちそうなものは持っていって」と云って頂きました。
父と屋根に上がってシートをかけ、そのまま燐家の屋根に。
父と二人で言われるまま、シートがある分片っ端からかけて回った記憶があります。
その間も余震が続き、私は竦む足で怯えながら作業していましたが、
父は何ら動じず、ホイホイと屋根を渡る姿をとても頼もしく感じました。
その後、仕事の都合で色んな土地に住まいましたが、
今はまた地元に戻っています。
父は亡くなり、子供は震災を知りません。
当時は「地震保険」の認知が低く、全半壊したモノ、
被害のほとんど、というより全部が自己負担でした。
街もすっかり当時の面影を失っていますが、記憶は鮮明に残っています。
年末から続く、最寄り駅のイルミネーションは今朝も綺麗でした。
教訓はしっかり活かしていかねばなりません。
