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初めての船の旅行
2024/3/18
２月２９日、ずっと前から一度行ってみたいと思っていた
小笠原諸島（東京都小笠原村）に５日間の予定で行ってきました。
この島は、東京から1,000Km、神戸から1､200Kmにある
太平洋に浮かぶ孤島です。
もともと、珊瑚礁が隆起した島で、現在人口は約2,000人です。
この島に行くには、東京の自然環境保護のため、飛行機も飛んでいませんので
東京から、一週間に一回出航しているフェリーで約３０時間掛けて行く手段だけです。
丁度、１０年前に死亡した長女の婿が定年退職したので
その記念にどこかに行きたいとの事でしたので、私が同行しました。
今回は神戸港から特別に阪急旅行社が「日本丸クルーズ」で
小笠原５日間のツアーを企画していたので
これに参加しました。
日本丸は22,000ｔの大型客船ですが、
古いので現在の客船では小さい方で、室内も少し狭いです。
今回の乗客は350人程ですが、
ほとんどの人が高齢で60才～80才くらいのご夫婦連れが多く
多分、銀婚式・金婚式のお祝いに来ている様でした。
大きな船ですがやはり太平洋ですので、
大分揺れて多くの女性の人が船酔いしていました。
船内では朝・昼・夜と主として和食ですが、
料理はなかなか良く、おいしかったです。
まず、朝6時45分から朝のラジオ体操から始まり、
色々なアトラクションがあり
皆んなを退屈させない様になっていました。
例えば昼、ビンゴゲーム、映画、ヨガ、デッキゴルフ、
夜は、ハワイヤン、歌、津軽三味線等、
色々企画されて自分の参加したい場所で
遊べるようになっていました。
勿論、大浴場、マッサージ、カジノもありました。
小笠原諸島の近所では、
親子連れのクジラも泳いでいるのが良く見えました。
それでやっと２日間掛けて島に着いたのですが、
あいにく波が高くて接岸できず、
また小さいボートで分乗しようとしたが
危なくて出来ませんでした。
それでそのまま島に上陸できず神戸港に引き返しました。
結局、５日間掛けて行って・帰っただけで、ずっと船の中でした。
今回初めての船旅で、
上陸も出来なかったのは残念でしたが、
移動がないので体力的には楽であり、
また荷物を持って歩かないのは良いです。
毎日同じ室内に居て、海をずっと眺めているのは
やはりだんだん退屈になり
また、船の中の食事が一流ホテル並みに良いので、
太ってしまう恐れがあり
長期は難しいと感じました。
