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海外との取引きの思い出 韓国編
2021/12/27
前回の続きで、今回は韓国編です。
↓前回の記事はこちら
海外との取引の思い出
私が韓国に行き出したのは、1975年(昭和50年)頃からです。
その当時、韓国は高度経済成長期時代で
日本からどんどん部品を輸入して製品にしては、アメリカ等に輸出していました。
姫路電子は主として、電話機・スピーカー等の磁石を韓国に輸出していました。
日本から韓国に行くと、昼前に韓国に到着します。
それから、会社訪問しても韓国の中小企業の社長さん達は会社におりません。
ほとんどの社長はゴルフ場に行っております。
私も空港からタクシーでゴルフ場に行って午後からゴルフに付き合って
その後、夕方に会社訪問して仕事の話をします。
それから、夕食に韓国式レストランに行って食事をします。
韓国の習慣としては、食事をしながらカラオケの生バンドを呼んで、踊って
いつも終わるのは夜11時頃になっていました。
その当時は韓国は戒厳令が敷かれていましたので
夜12時~朝5時まで通行禁止でしたので、皆慌てて帰っておりました。
私は普通、3泊4日ぐらいで出張していましたが、その内2回ぐらいは
ゴルフに付き合わせられていたので、ほんとに大変疲れました。
韓国の社長室はどこも素晴らしく立派で、約10畳くらいの大きな部屋に立派な机が置いてあり
政府の関係者(大統領)等と一緒に写した写真がいっぱい飾られてました。
韓国では、社長の前で部下が酒を飲む時は、社長の目の前で飲むのではなく
必ず横を向いて酒を飲んでいました。
タバコを吸う時も同じで、横を向いて吸っていました。
現在はかなり変わっていると思いますが、
飲み会をすると、必ず年長の人が支払いをします。
割り勘はありません。
一番関心したのは、電車など乗り物に乗ると
必ず座っている人が席を譲ってくれました。
日本では、ほとんどパソコン等を見てるふりをして
年寄が傍に立っても知らん顔をしています。
韓国は大学の同級生も居て、非常に楽しかったです。