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-2024年9月16日、87才誕生日に考えることー
2024/9/25
7月・8月は、会社の売上は
いつもの年と同じか、悪かったです。
9月に入って少しは良くなると期待していたのですが
あまり良くはならず
社内の仕事も少なくて、生産効率が悪くなっています。
さて、9月16日(月)祭日「敬老の日」は
私の87才の誕生日です。
今から79年前、終戦の時は7才で小学校2年生でした。
戦争の記憶があるのは、私の年くらいが最後だと思いますが
夏休みの8月15日お盆に、
ラジオを聞いておく様に先生にいわれていましたので
近所の家の前でラジオを聞いていました。
多分、何を云われているのか良く判ってませんでしたが、
近所の人は戦争に負けたと云っているのを聞きました。
それからは毎日、
「戦争に勝つまでがんばろう」と云うことは一切なく、
毎日の空襲警報のサイレンも無くなりました。
学校の教科書が今までと違ってガリバン刷りになり、
ところどころがスミで消してありました。
食べ物もだんだん質が悪くなりましたが、
そのうち給食が始まりました。
うすい脱脂牛乳と食パンと、何か少しついていました。
私は家が小学校の近くにあったので、
昼になると給食を食べずに
家に帰って食事をしていました。
小学校の1学年は3組でしたが、
6年間、組の変更はなかったので
その内10人くらいは大人になっても
小学校のときの付き合いで
よく一緒に飲みに行ったり、ゴルフをしたり、旅行をしていました。
それも今では生きているのが3人だけになり、寂しいです。
正月はいつもの様に家族みんなが集まって、
近くの温泉で私の米寿(88才)のお祝いをする予定です。
私は87才にしては10才くらい若く見えるようで、
未だに現役で仕事をしていますが、
いつまで続けられるか判りませんが
死ぬまで現役で頑張りたいと思っています
(大分疲れました…)
下記に大本山永平寺の道元禅師のメッセージを送ります
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「人生に定年はない」
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人生に定年はありません
老後も余生もないのです
死を迎えるその一瞬までは人生の現役です
人生の現役とは自らの人生を
悔いなく生き切る人のことです
そこには「老い」や「死」への恐れはなく
「尊く美しい老い」と
「安らかな死」が
あるばかりです